公開日:2026.04.01
最終更新日:2026.10.15

【日本】キリンHD、日本初のSSBJ基準準拠開示。日英同時。法定義務より3年前倒し

キリンホールディングスは3月27日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)基準に準拠したサステナビリティ関連財務開示を、2025年度から日本語と英語で同時に開始したと発表した。日本企業で初となる。開示した一部項目では、第三者保証も取得した。

SSBJ基準の開示義務が同社に適用されるのは2028年度からだが、先行開示をすることで経営の高度化と透明性向上を加速させる考え。背景には、資本市場で企業価値評価におけるサステナビリティ情報への関心が急速に高まっていることがあると述べた。

また同社は、SSBJ基準はISSB基準との整合性が確認されているとして、今回の開示により、株主・投資家に国際比較可能な情報を早期に提供できる他、サステナビリティに関するリスク・機会の財務的影響を可視化し、開示の透明性と信頼性を高められると強調した。

第三者保証については、制度上は開示義務化の翌年から取得が義務化される一方、社内外に先進企業としての姿勢を示すことで、従業員エンゲージメントの向上や、サステナビリティ意識の高い人材の獲得にもつなげたい考えも示した。

同社は今後、制度上では初年度の開示が免除されているスコープ3についても、2025年度実績が確定次第、開示予定。2026年度以降は、第三者保証の取得範囲も拡大する方針とした。

【参照ページ】SSBJ基準に準拠したサステナビリティ関連財務開示を日本企業で初めて2025年度から日本語と英語同時に開始


株式会社ニューラル サステナビリティ研究所 [原文はこちら]

2026/3/31

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