米国食品廃棄物協定(U.S. Food Waste Pact)は2月3日、新たにスターバックスが加盟したと発表した。ファーストフードではチックフィレイに続いて2社目の加盟。米国食品廃棄物協定(U.S. Food Waste Pact)は、米食品廃棄物削減推進団体ReFEDと、世界自然保護基金(WWF)が2023年12月に発足。2030年までに食品廃棄物を半減させることを目標として掲げている。同団体の加盟企業は他に、ウォルマート、アマゾン・フレッシュ、アホールド・デレーズUSA、アルディUS、ホール・フーズ・マーケット、アラマーク、Raley’s、ソデクソUSA、コンパス・グループUSA、チックフィレイ、ラムウェストン、フレッシュ・デルモンテ・プロデュース、ボブズ・レッド・ヒル、ISS Guckenheimer等。ReFEDの推計によると、米国で生産される食品の38%が食品ロスとして廃棄されている。食品廃棄物は環境に有害な影響を及ぼし、米国の温室効果ガス排出量の5.2%を排出。また9,000万tを超える廃棄食品は、1,490億食分に相当し、年間約4,950億米ドルが失われている。スターバックスは今回、同社独自で進めている食品廃棄物削減を、業界全体の改善にも活かしていきたいと伝えた。【参照ページ】U.S. Food Waste Pact Welcomes Starbucks Coffee Company As Its Latest Restaurant Signatory2025/2/10Circular Economy Hub[原文はこちら]Circular Economy Hub は、サーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体を支援するプラットフォームです。サーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例を国内外問わず発信しています。