米農務省と米ワシントン州農務局(WSDA)は12月18日、侵略的外来種のオオスズメバチを同州及び米国から根絶駆除することに成功したと発表した。オオスズメバチは、2019年8月にカナダのブリティッシュ・コロンビア州で初めて北米で発見され、12月にはワシントン州でも確認されていた。双方の発見は、時間的にも地理的にも近かったが、DNA鑑定により、それぞれ別の場所から持ち込まれたと推定されている。オオスズメバチは、ミツバチ等の送粉者や他の昆虫の生態系に深刻な影響をもたらすため、ワシントン州農務局は即、根絶駆除活動を開始。その後2021年に最後の巣が発見され、駆除されて以来3年間、オオスズメバチは発見されていない。農務省は、3年間連続で発見されなければ、根絶駆除宣言を出すこととしている。オオスズメバチは、日本全国や、インドから東南アジア、東アジアにかけて広く生息している。【参照ページ】WSDA, USDA announce eradication of northern giant hornet株式会社ニューラル サステナビリティ研究所 [原文はこちら]2024/12/30Sustainable JapanSustainable JapanのホームページFacebook