環境省は2024年12月20日、令和6年度「先進的な資源循環投資促進事業」に関する公募開始を発表した。対象はCO2排出削減が困難な「Hard-to-Abate産業」における資源循環設備や、革新的GX(グリーントランスフォーメーション)製品の生産に必要な高品質再生品を供給するリサイクル設備の導入を行う事業である。「先進的な資源循環投資促進事業」では、Hard-to-Abate産業が資源循環技術を活用することでGXを推進し、国内産業全体の持続可能性向上を目指している。具体的には、先進的な資源循環技術・設備に対する実証・導入支援を行い、リサイクルやサーマルリカバリーを実施しHard-to-Abate産業に再生素材や燃料・エネルギーの供給を行う事業や、GX移行を促す革新的な製品の原材料を供給する事業が挙げられる。本事業の公募は、公益財団法人廃棄物・3R研究財団が担当。同財団は廃棄物の適正処理と資源の有効活用を促進する目的で設立され、「先進的な資源循環投資促進事業」の補助事業者(執行団体)である。間接補助事業者の公募期間は、2024年12月20日から2025年1月31日正午まで。【プレスリリース】令和6年度先進的な資源循環投資促進事業の公募について【参照記事】令和6年度先進的な資源循環投資促進事業2025/1/21Circular Economy Hub[原文はこちら]Circular Economy Hub は、サーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体を支援するプラットフォームです。サーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例を国内外問わず発信しています。